ひとりで総入れ歯を作っていると、こんなことができます。
1.何年たっても、直せます。
今年の9月、8年前に私がお作りした入れ歯を持って、
久しぶりに来院された方がいらっしゃいました。
前歯の人工歯が1本外れていたので、足して元に戻しました。
そのとき、8年前の自分の仕事を見て、気づいたことがあります。
入れ歯のふちが、大きすぎたのです。
噛んでいるぶんには問題ありません。
でも、口を大きく開けると外れてしまう形でした。
この8年で、私の見方も変わり、総入れ歯づくりも進化しています。
ですので、いまの目に合わせて、ふちを削り、お口の動きに合わせました。
作り直してはいません。
8年前の入れ歯が、いまも修理、調整して使えるのです。
2.先のことを見越して、設計できます
3年前、下の歯が1本だけ残っている方の入れ歯をお作りしました。
その歯は、そう遠くないうちに抜けると診断していました。
ですので、その歯に金属のばね(クラスプ)をかけませんでした。
いずれ失う歯に頼る形にすると、その歯の寿命も縮めてしまいますし、抜いた時点で入れ歯が成り立たなくなってしまうからです。
3年後、その歯を抜くことになりました。
しかし、入れ歯を作り直す必要はなく、
当初の計画どおり、抜いたところに人工歯を足す修理をして、そのまま入れ歯を使ってもらえるようにするだけで済みました。
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(症例2.74歳・男性 のページへリンク)
3.長く、同じ人が診続けられます
13年間、3か月ごとにメインテナンスに通ってくださっている方がいます。
そのあいだに抜歯があり、作り直しがあり、また抜歯がありました。
そのつど形を変えながら、今の入れ歯になっています。
ぜんぶ私が作ったものなので、どこをどう直せばいいかが分かります。
4.急ぐときは、その夜のうちに作れます
患者さんの中には、いろいろな事情があり、早急に入れ歯が必要な時があります。
入れ歯づくりを院長自らがしていると、歯科技工所に届ける時間が不要になります。
また、歯科技工士とのスケジュールを合わせる必要もありません。
院長でわる私と、患者さんの予定さえ合わせられれば、僕が夜のうちに技工をしたり、休診日に患者さんに来てもらって、急ぎの総入れ歯を作ることができるのです。
5.何度でも、調整に来ていただけます
「何度も調整してもらって、申し訳ない」
そうおっしゃる方がいます。でも、その必要はありません。
総入れ歯の調整には、時間も手間もかかって当たり前です。
外に出していないので、遠慮していただく理由がありません。
何回、調整がかかろうとも、僕が自ら作った総入れ歯が、患者さんのお口に合うように、調整させてもらいます。
院長がひとりで患者さんの型どりをして、模型を作り、丁寧に歯を並べて、総入れ歯を作っているので、作れる総入れ歯の数には、どうしても限界があります。
1日に診られるのは、4人 まで
ひとりに、1時間半〜2時間をかけて、治療や調整をさせてもらいます。
新しく新患の患者さんをお受けするのは、月に4名 まで、
お急ぎの方の総入れ歯づくりは、月に2名 までとさせて頂いています。
たしかに、技工を外注に出せば、もっと多くの患者さんを診られます。
しかし、先に話した問題が発生してしまうので、
それはしないことにすると、どうしても、この程度の人数になってしまいます。
その場合は、順番をお待ちいただくことがありますので、ご了承くださいね。